うつろうものこそ輝くから

何時も遠くから眺めて続けているので
一つ学習したことがある。

 

止まらず動き続けるから、それは輝いている、
という万物の真理だ。
動き続けているから反射して目映く光る。
きらきらしたものは一つの場所には長く留まらない。
だから、私が目にできる時間は、きっととても短くて尊い。


そんなことを考えながら
ぼんやりと空想に耽りつつ眺めているうちに
気がついた時にはとても遠くへ行ってしまうのだろうな。

 

その時がきたら、きっともう手が届かない。

 

だから、いま在る限り、私はこの目映く輝くものを、
泣きながらでもいいから、最後まで見つめつづけようと思う。