それを象る色の先

絵や写真を目にしない日はない。
たぶん、皆んな、きっとそう。

 

記号のように目に写るその奥に何があるのか、
そんなことが何時もふと気になる。

 

写りこんだその絵が、色が、切り取ったラインが、
激しかったり、静かだったり、柔らかかったり。
そんなちょっとした絵の具合で、
気持ちがうすら透けて見えてきそうで。

 

淡くて優しげで溶けそうな絵を目にする時、
その色の先に、きっと大切で大事なものがあったのだと、
思い浮かべて穏やかな気持ちのお裾分けをもらう。

 

きっとおそらくは、幸せだった時間。