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寄せる波

毎朝、

世界の終わりという

錯覚に襲われながら

懐にこっそり持っているものを

またあらたに抱えて

自分の引き起こした現実と

再度向き合う


押して引きひいては押し寄せる

不安の荒波にのみこまれないように

目をきゅっとつむって

叫び出したいのを堪える


それでも、この抱えるものを

手放したくない

もう持っていてはいけないと

言う人はいるかも知れないけれど

どうしてもこの懐で輝いてるものを

ずっと抱えていたい


大事だから。