海月が好きだったあの人

高校時代の思い入れのある人のことを

違う場所に綴った。

もうどうしても会うことがかなわない

名前を探しても何処にも見つからない

あの人のことを書いた。


ある時、面影がにている人を見つけて

その人を追ってばかりいたけれど

案の定、私は自分で叩き壊してしまって

もう遠くから眺めることしかできない。


好きになる人たちは

何処かしら少しずつ似ていて

そうして全然違う

でも私の中を

皆なすり抜けていくのは同じ。


大事なものがまた一つ消えた。


それでも書いている間は

ほんとに話をした気持ちになるし

とても満たされた気持ちになる

寂しさも消える。


でも朝になると、

現実はなんら変わりはない。


軽い絶望感。


それでも書くことは止められない。

綴ってしたためて、繰り返しすることで

私がこっそり抱えているものが

煌めきを取り戻すから。