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私が抱えるもの

私が抱えているものは

昨日きょう出逢った人の記憶ではなく

もっともっとずっと前

今どこにいるか分からない人

また存在を知れた人たちのこと


絵を描いたり

言の葉を綴ったり

舞い踊ったり

音を奏でる人たち


性も歳も関係なく

人として接した記憶


ちょっとした些細な言葉や

目にした色、風景、

耳にすっと入ってきた音色


そんな色んなものが

オモチャ箱みたいに詰まってる

硝子みたいに煌めいているものが

そこには確かにある


大切だから、

見せられるのは決めた人だけ

ずっとこっそりと抱え続ける