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真っ白な雪を目にして

気力と体力がそろそろ翳りを見せて

地の底を這うような気持ちで

決まった時間に身支度をし

外に出ていつも通り振る舞う。

ちぐはぐさはお約束。


騒ぐ力がないからぼんやり思う。

ずっと昔のこと、去年のこと、

今年始め、春以降、夏、秋、

そして今。


してもらったこと、伝えてもらった言葉、

いつも気にかけてもらっていること、

あれこれを振り返る。


こんなにしてもらっているのにな。


私は我がまますぎる。

何も無かったみたいに騒いで

心がなさすぎる。


雪が降っている。

あたりの音を消しながら

余計なものを隠しながら

静かに白く降っている。


私の心の中にも、

舞い降りてこないかな、

雪がひらひらと。