豆腐のアタマ

さんざん独りよがりに泣いて、
もう人の話なんか聞く余裕はありません、
と思っていた筈なのに。

「不快にさせてるのは私ですか」

メッセージが届いた。
近ごろの新しい悩みの種。
重い気持ちが倍加して
途方にくれたつもりだった。

なのにいつの間にか
親身になっている私の頭は
きっと豆腐でできている。

親身と言っても
もっちさんに向ける半分くらいの
控えめさで。

何となく察知して
距離感に注意していたつもりだった。
私の推測がいつも頓珍漢で
当たる率がもっと低かったら良かったのに。

何故って自分の姿を重ねて
こんな風に自分も思われているのではと
ここ最近、毎日不安になるからだ。

「自分の存在意義に疑問が生じて
 アカウントを削除するかも知れません」

すこし安心した自分がちょっと嫌だ。

そんな話を交わすうちに、
よく考えたら
話したい相手は決まっていて
誰でも良いわけじゃなかこと
急に思い出す。

 

もう、距離が離れていくだけなのかな。

 

そんな気持ちを慌てて打ち消す。
結論づけは勿論しない、できない。
この想像だって、思えば独りよがり。

大体、そんな想像自体が寂しくて辛すぎる。


私はまるでシーソーだ。