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投影

消えゆく前の霞の花を見た七の人
兎に霞の姿をみて喜ぶも
理想の霞の花と違うと戸惑う様子が
簡単に見てとれた

そうして、私は声を掛けた
もちろん誰もが目にする場所で

「気軽に声を掛けて」と結んだら
しばらく私としか言葉を交わさず
お気に入りが私に関するものばかりで埋まり
同じものばかりを閲覧している様子だった
そのうち私宛と見てとれる言葉が
度々つぶやかれては削除されていた

見なかった振りをした

このままでは意図せずも
依存されてしまうかもしれない
そう思って距離を取ったけれど
遅かったのかも知れない
でもこんな短期間で急に
人から思い詰められたことなかった

「嫌われてしまったかと思って」とか
「気に為さらずご自由に」とか
言葉を投げかけてくるけれど
そんな遣り取りをするほど
気心なんて知れていない

思い入れは一つもない

知らない間に
人の気持ちが膨らんでるとか
知らないうちに傷ついてるとか
寝耳に水としか思えなくて
戸惑うことばかりだけれど

ふと気づくと
そんな色んな戸惑いが
ブーメランになって返ってくる


こんな風な気持ちにさせてたのかな


全部ぜんぶ同じではないけれど

大なり小なり似てるのかな


本当にごめんなさい。